ブックレビュー

ラブホテル考

ラブホテルに関してこんなに詳しく紐解いた本があった

ラブホテルは多分誰でも見たことがあると思うのですが、その発展してきた背景や内部情報など、闇に包まれた部分が多いのも事実。必然的に興味の対象になってしまいます。

そんなラブホテル を研究した本は色々ありますが、これは戦後から現代までのラブホテルの変遷を描いたものです。ラブホテルはもともと連れ込み小屋として江戸末期に出現。その後、モーテルタイプが全盛期になったり、シンプルな作りになったり、いろいろ変遷していきます。最後にラブホテルの現在で締めくくられ、ラブホの歴史がわかる本です。

ダイジェスト

なぜ連れ込みと呼ばれるようになったのか?鶯谷や渋谷円山町の歴史の変遷を丁寧な調査により解説している。なにやら、昔のラブホテル は1泊が基本でご飯も出ていたらしい、、。いまはそんなことより求めるものは回転率。世話しない世の中になったものです。

次にモーテルが誕生して衰退していったが、これにはアメリカ文化の影響があります。日本のモーテルは東京オリンピック後のモータリゼーションの波の乗って急増したらしいが、その後の法規制によって鳴りを潜めてしまいました。ちなみにモーテルの定義はガレージから直接部屋にいける構造のことらしいです。

モーテルブームが終焉し、ラブホテル の隆盛が始まる。ラブホテル は数十年ごとにリニューアルされる横並びの世界のようで、例えば目黒エンペラーに代表されるお城のようなラブホができると、日本全国に似たようなお城が立つらしいです、、。いまは小綺麗でシンプルな形式が流行っているようです。

読後感

ラブホテルの前を通る時、その歴史に思いをふけるようになるかもです。わたしはあまりラブホテルを利用しないのですが、パートナーと行く前にウンチクを披露することはできるかも。それが凶とでるか吉と出るかはわかりませんが、、、。

ぜひぜひ、ラブホテルに妙に詳しくなりたい人は買って読んでみることをお勧めします!